格付対策/倒産予知モデル
格付けは、企業の財務情報の「通信簿」のようなものです。財務の窓から企業内部を細かく映し出す顕微鏡の働きをします。
- 格付診断
- 格付対策
- 倒産予知モデル
モデルは、「血液検査」のようなもの・・・と考えています。検査によって、「コレステロール値」が高ければ、医師は「生活習慣の改善」を指導することでしょう。肥満気味ならば、毎日の「ウォーキング」をすすめるでしょう。
「コンサルティング」のケースも同様です。何れのゾーンに属するかが解った時点で、状況に応じた解決策を提案します。それを実行し、解決に結びつけることによって、改善に向けた道筋が付けられていきます。格付対策
格付けは企業の信用力の評価手段として広く利用されています。かつて、大蔵省が護送船団方式をとっていた時代には、一律の金利が付されていました。がしかし、今日では債務不履行リスクに応じた収益(金利)を銀行が求めるようになり、リスクを算定するための格付け評価が広く用いられるようになりました。これによって、資金を調達する企業側では、格付け評価が高ければ低い金利条件を、逆に評価が低ければ高い金利条件を、と企業の財務状況が金利水準に作用し経営に直接の影響が及ぶことから、財務諸表(決算書)の重要性が高まっています。
私たちは、財務情報に基づき格付を算定し評価水準を示します。これは、企業がおかれている現状を客観的に認識するためのもので、どのような要因がそうした評価につながっているかを定性的に分析し、経営者との面談を通じて、その原因となる様々な要因を明らかにします。これによって、企業の持つ経営上の特長を見出すことができ、逆に不適切な部分も(評価→分析→面談)を通じて浮き彫りにすることができます。このように、格付けは、企業の財務情報の「通信簿」としての性格を持ち、財務の窓から企業内部を細かく映し出すための顕微鏡の働きをします。
格付けを良くするためには、「経営資源の適切な配置と活用」に努めることが大切です。それには、単に数字を示し「当期事業年度はこういう状態であった」との理解と納得に終始するのみでは意味がありません。財務情報を活きたものにするためには、経営の内部に直接切り込む力がなければ経営を変えることはできません。
倒産予知モデル
倒産予知モデルは、将来の財務リスクを事前に“予知して未然に防ぐ”ためのものです。これは経営の「継続」「倒産」を判断する目的の他に、「格付け」を診断する際にも用いられます。このモデルは現在、多くの金融機関において用いられています。
私たちは、倒産予知モデルの判別に際し4つの財務比率からなる科学的根拠に基づいて開発された「多変量判別関数モデル」を用います。
識別の結果は次の1~4に分類されます。- 倒産可能性大
- 要注意ゾーン
- 安全ゾーン
- 優良ゾーン
企業が破綻にいたる過程で見せる財務上の兆候には、規模や業種を超えた共通の因子が存在します。多様な属性の企業に対してモデルが適用されます。